いま人気を集めている「助産院」での出産。
一体病院と何が違うのでしょうか。
助産院で出産して、産後を過ごすってどんなことなのでしょうか。
1.顔見知りの助産師さんがお世話をしてくれる
入院床数が少ないため、スタッフの数も限られています。検診から退院までの間お世話になりますので助産師さんと仲良くなれます。助産師さんも、こちらのこともよく知ってくれていますので、入院中に不安なことなどは、声も掛けやすく比較的相談しやすいと思います。
2.リラックスした雰囲気で生活できる
家に近い施設の作りになっていて、畳の上にお布団を敷いて生活をするとこも多いと思います。またお食事も、助産師さんの手作りというところもあるようで、アットホームな雰囲気の中で落ち着いた産後を過ごすことができます。
3.自然のお産が楽しめる
これが目的で助産院での出産を希望される方が多いのではないでしょうか。
医師が常駐していないので、医療の力を借りずに(帝王切開、陰影切開、バルーン挿入などなど)自分と赤ちゃんの力だけの、自然の流れに任せたお産をすることができます。足湯をしてみたり、お風呂に入ってみたり、助産師さんがつきっきりでマッサージしてくれながら進むお産。そして畳の上で家族に支えながら出産をする。赤ちゃんを自分で取り上げることができる。産後は、家族でヘソの尾を切る。こんな昔ながらの出産過程は、助産院ならではのお産ではないでしょうか。
ただし、逆に言えば医療介入が必要なお産は助産所では行えませんので、出産を希望される方は早めに担当医に相談してみてください。