”母乳神話”にまつわるウソ・ホント

お世話になる産院や助産師さん、保健師さんによって差はあれど、日本には“母乳神話”なる言葉があります。確かに、ベビーの成長にとってはとっても優秀な母乳。でも、世間で言われている母乳神話の真偽は…?
母乳>ミルク?
産後おっぱいの出がよくなかったり、母乳育児が思うようにいかなかったりすると助けをもとめて育児書や育児サイトを開くことも多いです有年。解釈の仕方によっては、ミルク育児を見下すような読み物が多いことも事実です。
このカテゴリがコラムということに甘えさせてもらうと、わたしの意見としては、ママがしやすい方ですればいいやん、です。母乳育児、ミルク育児、混合、それぞれに良い点があります。サブタイトルの母乳>ミルク?に関して言うと、日本のミルクは品質的に母乳とすごく近いものもたくさんありますし、わたしの周りでもミルク育児ですくすく大きくなっているお子さんは大勢います。産院に入院していたママだと、ミルクのサンプルをもらったり、企業からの説明も受けたりしたのではないでしょうか。わたしは出の良い体質で、娘はほぼ100%母乳ですが、産後2~3日はおっぱいが追いつかずミルクも飲ませていました。
体質的に母乳が出にくいママは居ると思いますし、ママ自身のお勤めや服薬の関係でもともとミルク育児、と決めて育児を進めているママも居ます。そもそも授乳期間自体が育児に費やす総合的な時間から見ると、あっという間ですからね。ベビー、ママ含む、それぞれの家庭にとって合っている方を選びたいですね。
食べるものによって味が変わる?
これもよく聞く話ですね。甘い者や脂っこいものを食べるとしょっぱくなるとか、お酒を飲むと発酵してまずくなるとか。実は、明確な科学的根拠はないようです。逆に、栄養状態の違うヨーロッパとアフリカのママの母乳の成分を調べてみると大きな差はなかったというような報告もあります。ただ、ママが元気に育児をしていくには、健康でいることは言わずもがな、大切なことです。バランスのとれた食事は心がけたいですね。
ただ、これは経験談になりますが、ママの食事の内容によって母乳の質が変わることはありえるかもしれません。忘れもしない娘が9ヶ月を迎えたころ。娘の発育も順調で、母乳育児がうまくいっていて調子に乗っていたわたしは1日でチョコパイ1箱をぺろっとあけてしまったのですね。その頃まだ深夜授乳をしていた娘が、その日に限って夜中に起きず、深夜授乳がないまま朝になると…脇から左ひじにかけて刺すような痛み。左のおっぱいは赤紫に変色しかけていました。数回のマッサージと娘が吸ってくれたおかげでひどい状態は3日ほどで治りました。食べ過ぎが直接の原因ではないかもしれませんが、いずれにしても、油断は禁物なのです。