生後5~6か月頃から離乳食が始まり、1歳を過ぎた頃になると3回食になります。だいたいこの頃が断乳、卒乳する時期と言われています。
しかしこれはあくまでも目安なので、従う必要はありません。ひとりひとり、個人差がありますし、お母さんの都合だってあるので焦ったり、引け目に感じることは全然ありませんよ!
○ 断乳と卒乳の違いとは?
どちらも似たような言葉ですね。断乳はお母さん側の理由(お仕事、お薬を飲まなければならない、妊娠した等)でやめることを「断乳」と言います。一方で、赤ちゃん側の理由(離乳食をしっかり食べ、おっぱいがいらなくなった等)でやめることを「卒乳」と言います。
私は自分の子ども2人とも「断乳」でした。1人目は10か月、2人目は1歳2か月くらいです。私の都合でやめたことでかわいそうかなとも思いました。でも子どもたちはご飯の美味しさがわかったらしく、離乳食をもりもり食べてくれるようになりましたよ。
○ 断乳、卒乳に不安なお母さんへ
授乳の役割は必要な栄養を摂取することと、お母さんとの心の繋がり=「心の栄養」を満たすこと、親子のスキンシップなどです。なかなか断乳・卒乳できないのはやはり親子の繋がりがあるから。夜の寝かしつけも授乳しながらの方が楽な時もありますね。でも、周りの意見や情報に惑わされず、お母さんと赤ちゃんのペースで断乳・卒乳を進めていきましょう。
断乳するのに罪悪感を抱くお母さんは、抱っこをたくさんしてあげるなど別の方法でスキンシップを取ります。卒乳に焦るお母さんは、気にせずにゆっくりとマイペースに進めていきます。2歳を過ぎてもおっぱいをあげているお母さんもいるほどです。授乳をやめないと甘えん坊になるとか、そういうことも全く関係ありません!断乳の早かった私の1人目の子どもは本当に甘えん坊です(笑)断乳・卒乳の時期はひとりひとり違ってみんないいのです。