気になるハウスストとアレルギー・・・その対策は?

ベビーとの生活が始まると、何かと気になることがいっぱい。大人だけの生活では気にならなかったことでも、赤ちゃんにとっては大事になるのでは…?と心配になることもありますね。今回はそんな中からハウスダストのお話しです。
ハウスダストとは?
ハウス=家、ダスト=ごみ、というのはなんとなくわかりますね。でも、具体的にハウスダストとは何を指すのでしょう?
いわゆるホコリのことを指しますが、肉眼では確認しづらい、とっても小さなホコリのことを指します。例えば衣類やタオルから出る繊維のクズ、布団やタタミに潜んでいるダニなどの死骸・フン、ペットの毛や花粉、カビなども含まれます。粒子が小さいので空気中に舞いやすいことに加えて、ベビーはどうしても床に近かったり、移動することがあまりないのでハウスダストのたまりやすいところに居がちになったりしてしまいます。
ハウスダストによるアレルギー
一般的には、せきが出たり、ひどくなって喘息気味になったり、鼻炎に悩まされることなどが知られていますね。ベビーに多く見られるものでは、湿疹などがあります。ただでさえ月齢が小さいときは乳児性湿疹が出やすいのですが、代謝がいいぶん皮脂や汗とハウスダストが混じって毛穴から入り込み、アレルギー反応が出てしまうことがあります。湿疹はかゆみをともなうこともあるので、ひっかいて傷になり、悪化してしまうこともあるようです。
アレルギー対策は?
まずは掃除ですね。ハウスダストが巻き上がることをふせぐには、水拭きが良いようです。ただ、育児中のママは正直掃除に時間を割くことも難しいと思うので、念を入れるのはベビーが主に寝る、居るところだけでもいいと、個人的には思います。ウェットタイプのお掃除シートなどもありますしね。掃除機は排気でホコリを巻き上げることもあるので、使いどころを考えましょう。
室内でペットを飼っている家庭では、いろいろと方針がおありでしょうが、新生児期は動物に近づけすぎるのは考えたいですね。わが家でも室内犬を飼っていますが、さすがにわたし自身も子どもが新生児のときは抱っこするのは控えていました。犬に触れたあとの手は、ちょっと悪いな思いながらも除菌もしてました。
ぬいぐるみや布おもちゃの中には意外にダニが潜んでいたりするので、定期的に洗濯しましょう。そして、きっちり乾かす。でないと今度はカビの標的になりかねません。乾燥機能のある洗濯機の場合は、その機能に思い切り甘えましょう。
もしアレルギーと思しき反応が出た時には、迷わず受診してくださいね。特にアレルギーかどうかはわからなくても、小さいときは通常と違う様子であればお医者さんに行くと、ママも安心できますしね。