ベビーが誕生すると、保険についてもいろいろと考えますね。医療費については、とりあえずのところきちんと申請手続きをすればそれほど負担になる心配はなさそうですが、それ以外にも子供特有の保険はいくつかあります。
子供が対象となる保険には、貯蓄型としての学資保険。元本割れすることなく、学費が必要である節目で満期を迎えるタイプが多いですね。同じく学資保険でも、元本割れする可能性がある代わりに、医療保障や災害補償など、いろいろな保障が付加されているもの。
続いて、シンプルに医療保険、傷害保険。ケガや入院などに対応しているものですね。
そして近年自転車保険で注目された損害保険。他人の物を壊してしまったり、ケガをさせてしまったりした場合にあると助かる保険です。
以上に挙げたタイプを総合した商品もあり、子どもの保険も充実してきているのですが…これらの子供の保険を吟味する際に忘れてはならないのが、お住まいの自治体が助成してくれている医療費について。
各自治体で差はあるものの、概ね義務教育終了時までは医療費は助成制度が適用されていることが多いです。医療費は1回の診察で200円まで、や、1月の医療費の上限は1000円まで、など、助成の程度はそれぞれですが、これは子供のいる家庭にはとってもありがたいですね。特に小さい頃なんてすぐに発熱したり、発疹が出たり、下痢して嘔吐して、忙しいですからね。入院するような場合でも、基本的に医療費には助成制度が適用されるようです。個室料、ベッド使用料などはその限りではないのでお住まいの地域で確認してみてください。
では損害保障についてはどうか。実はこれもご家庭で加入されている自動車保険や火災保険などに損害賠償の保障が含まれている場合があります。含まれていない場合で、特に自転車通学などでもしものときの賠償に備えるならば、比較的負担が少ない子供向け損害保険もたくさん出ていますし、学校からの紹介などもあるかと思います。必要なときは各ご家庭に合ったものを検討してみましょう。