長ーい目で見て整えていきたい、新生児の生活リズム
将来的に保育園、幼稚園に通うことを考えると、ベビーにも大人と同じような生活リズムを身に着けておいてほしいですね。とはいっても新生児期には生活リズムはあまり関係ないような気も…?
わが家でのことを思い出しても、生まれてすぐの新生児期、ベビーには本当に生活リズムなど関係なかったように思います。2~3時間ほど寝て、おむつを替えてくれと泣き、お腹がすいたよと泣く。そしてひとしきり泣いたり、おっぱい・ミルクを吸ったりすることに疲れて寝る。その繰り返しで1日が過ぎていきます。夜だからといって長時間寝てくたりはしません。新生児の間は、昼間でもママはベビーが寝てるときに寝ておきなさいと言われるのはそのためです。
では新生児期も大人の側がベビーの生活リズムをまったく気にしなくていいかというとそういうわけではありません。この時期、ベビーの体は体内時計を整えることに一生懸命になっています。ベビーが寝ていても朝になれば部屋のカーテンを開けて、光を入れる。夜になれば部屋の電気は消し、授乳の際も豆球やスタンドのライト程度に。寝室に居るだけでなく、昼間は家族が過ごす居間に連れて行って生活音に慣れさせ、昼間はみんなが活動していることなどを感じさせる。などなど、これらのことは大切だと思います。
生後2ヶ月に入る頃から、少しずつベビーが昼間に起きている時間が多くなってくると思います。そうなってくると、少しだけ外に連れ出して陽を浴びさせてみるなお、昼間にちょっとした刺激を与えることもできますね。また、沐浴もベビーに1日の生活リズムを感じさせるのに重要です。2ヶ月頃になれば湯船デビューするベビーも多いと思います。沐浴・お風呂は体力も使うので、ベビーに、お風呂に入ったら寝る準備、と感じさせやすいです。毎日大体同じ時間での沐浴を心がけたいですね。
しかし、いずれも神経質になって、何としてもこの時間までにこれをしなければ!とママが自分に厳しくなり過ぎると、疲れてしまいます。特別な事情があるときなどはいつもの時間通りにいかなくて当然です。体内時計が狂ってしまっても、また元通りの生活を続けていれば問題ありません。かたひじ張らずに、子育てしていきましょう。