寝返りを覚え、はいはいを覚え、つかまり立ち、あんよ…と行動範囲が広がるにつれ、ママは新生児の頃とはまた違った気の張り方をする生活が始まりますね。手の届くものには何でも興味を示し、口の中に入れたがるベビー。ときには危険を伴うこともあります。では、ベビーの身の回りにあるもので、特に注意をはらうものにはどのようなものがあるのでしょう。

ごみ箱

子供はパパママが使うもの、手にしているものに興味津々。カサカサガサガサ音が鳴る者も大好き。これらが集まるのが、ゴミ箱です。使ったとのティッシュ、お菓子の包み紙。部屋にまったくごみ箱がないというのは、大人にとっては生活しにくいかもしれませんが、もし、ごみ箱を覗くことを覚えてしまうようなら、それがダメだとわかるまでの間は、フタ付きのものにしたり、確実に子供の手が届かない場所に置くことをおすすめします。わが家ではリビングからゴミ箱は撤去してます。

誤飲の代表例

ごみ箱にも関連しますが、小さな子供の事故で多いのが誤飲事故。ここでは誤飲されやすいものを紹介しておきます。まずはぶっちぎりの１位でタバコ。子供の手が届きそうなところにおきがちだったり、いすの背もたれにかけた上着のポッケからぽとり、なんてこともありそうです。そこまで固くなく、葉はほろほろとほぐれやすいため、誤飲しやすい、とも言えるかもしれません。タバコは誤飲すると重篤な影響が出ることも十分考えられます。その他には、電池、硬貨、ヘアゴム・ピンなど、コンパクトサイズでその辺に置いてありそうなものが挙げられます。はいはいができるようになれば、テレビのリモコンの電池パックくらいなら開けられるベビーもたくさんいます。ベビーがひとりでおとなしく何かに夢中になっているようなときは、口の中に入っていてはならないものを租借しているときかもしれません。ご注意を。

キッチン

あと追いをするようになると、びっくりするスピードでキッチンまで追いかけてくることがありますね。どんなに泣かれても、特に包丁を使うとき、コンロを使うときは側に寄らせることのないように。キッチンではなくても、熱いお茶の入った急須を持って移動したり、ミルク用の熱湯を持って移動したりするときには、ベビーに注意を払うこと。徹底していきましょう。

大人の心がけ次第で防ぐことのできる危険もたくさんあります。少し不便が強いられるかもしれませんが、それも分別がつくまでのこと。便利な危機回避グッズもたくさんあります。上手に使って、安全な子育てをしてきましょう。

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