家事をこなしつつ育児に奔走するママにとって、テレビは強い味方の一人ですね。でもこのテレビも、見せ方によってはベビーの害になってしまうこともある…かも?と心配にもなりますね。実のところ、どうなのでしょうか。
いつから見せるべきか
厳密にいつから、ということはないようです。それでも首が据わるまではテレビの方を向くことが難しいでしょうし、自分の意思でテレビを認識して、そちらを見ることができるようになるのは寝返りができるようになるか、腰が据わるかしてからでしょうか。わが家の場合は、テレビに興味を持ち始めたのはハイハイができるようになったり、ある程度一人遊びができるようになった頃でした。
ベビーの建康への影響
日本の小児科の先生の間では、大まかなうごきとして、2歳頃まではテレビの視聴を控えた方がいいという流れがあるようです。絶対、まったく見せない、というのではなく、いわゆるテレビやスマホに子守を任せることをよしとしない、ということです。楽しい音楽、楽しい映像は送られてきますが、どうしても一方通行のやりとりになってしまうので、コミュニケーション能力の発達に遅れが出ることを懸念してのことのようです。テレビやスマホを使うなとは言わないけれど、その分、ママパパとしっかり遊ぶ時間も確保するように、ということですね。
視力に関する影響は、実はほとんどないようです。子供の視力は6歳頃までに大人と同じくらいまで発達するとされていますが、1日中超至近距離で見続けているわけでもない限りはそこまで心配することはないようですが、それでも光や色の刺激は強いので、離れて見せるようにしましょう。どうしても寄って行ってしまうときは、ベビーガードや、誰かが抱っこして見せるなどの工夫をしてください。
歌や物語の意味自体は、2歳を過ぎた頃までは理解できていないようです。それでも画面の中でキャラクターや人が動いたりすると、喜ぶこともありますね。好きなフレーズが聞こえてきたり、好きなキャラクターが出てくると、笑ったり、いっしょに見て!と誘ってくることもあります。子供にテレビを見せるのは、どうしても家事や仕事に集中したいときになってくるとは思いますが、ママパパもいっしょに見て、やりとりをしたり歌ったり、楽しめるものとしてうまく活用していってください。