寝返りが出来るようになってくると、お部屋のレイアウトが少しずつ変わってきますね。今までと同じでは、危険だったり、事故に繋がりかねなかったりするとまわりの大人たちが危機感を持つからです。移動距離もさることながら、視界が広がり世界が広がったベビーは好奇心の塊です。まだ怖いことを知らないベビーに、大人たちは心配がつきませんね。
窒息しそうで心配
寝返りをし始めたベビーを持つママが最も心配なことのひとつですね。寝返りして打つ伏せになったまま窒息しやしないかと。寝返りができるベビーは、すでに首もすわっていると思いますので、顔を横に向けることができるので窒息してしまうことはあまり考えられないようです。ただし、これはベビー自身の要因。外的な、例えばベビーが寝転がっている布団がたゆんでいたり、手の届く範囲に誤飲してしまいそうなものが転がっていたりするなど、周りの環境次第では大事故になり得ます。
誤飲しそうで心配
では、誤飲しそうなものにはどんなものがあるのか。母子手帳にも記載があると思いますが、おおよそ、無理をすればベビーは自分のこぶしほどの径のものなら飲み込むおそれがあります。そこまで大きくなくても、飲み込みやすいもに、ボタンや硬貨、ティッシュなど、挙げればきりがないほどです。中でも怖いのがやはりタバコ。タバコそのものでなくても、灰皿にたまっている灰やライターなど、飲み込んだ量によっては命にかかわるものもあります。また、誤飲したものによって、その後の対処方法も変わってきます。誤飲については他カテゴリーで紹介もしていますし、健診での指導もあると思います。きちんと勉強しておきましょうね。
落ちそうで心配
寝返りができるようになると考えものなのが、ベッド。寝返りを機にベッド派から布団を敷く派、サークル付きのベッドにかわる家庭も多いです。寝室の広さや上のお子さんがいるいないにも関わってくることですので、自分たちの生活に合ったかたちで寝室の環境も考えていきたいですね。
いずれについても、事前に対策を講じることができます。ベビーの事故やケガはみんなが悲しくなります。しっかり対策して、笑って子育てしていきましょう。