
不妊症と呼ばれるものにはいくつかの原因がありますが、今回は「着床障害」についてご紹介いたします。
1.着床障害とは
精子と卵子が出会い受精し、子宮内膜に張り付くと医学的に「妊娠」が成立します。しかし、受精卵として問題がない状態にも関わらず、正常に着床できない状態を「着床障害」と呼びます。
2.原因と治療方法
・子宮の病気
主に子宮筋腫などが考えられますが、すべてのケースで不妊につながるわけではありません。できた場所、大きさなどで不妊の原因となるかが左右されます。
どんな病気かにもよりますが、投薬または手術による治療が一般的です。
・黄体機能不全
排卵後、黄体ホルモンが多く分泌され子宮内膜を妊娠に適した状態へと整えていきます。しかしこのホルモンが減少した状況だと、子宮内膜の準備が整わず受精卵が着床できない状態となります。
黄体機能不全の原因は様々ありますので、必要なホルモンの投与を行います。
・子宮内膜の癒着
過去の感染症や手術の後遺症により、子宮内膜が癒着を起こしている場合があります。
この場合、子宮鏡を用いて癒着を剥がす治療を行います。
着床障害は、検査でも事前に診断することが困難です。
検査方法や治療内容については、医師やパートナー、家族とよく相談して進めていきましょう。パートナーと共に病院に行かれるといいと思います。