今まで不妊治療というと西洋医学が中心でしたが、今回は「東洋医学での不妊治療」についてまとめてみたいと思います。
1.東洋医学のメリット
まず大きなメリットは「副作用が少ない」「痛みなどの苦痛を伴わないこと」ではないでしょうか。強い副作用や、治療に伴う苦痛は、精神的なダメージが大きく治療の継続を困難にしていくことも少なくありません。しかし、東洋医学を用いた治療は体に優しい治療が行われることが多い為、不妊症だけでなく結果として体全体に良い影響を与えることも多いでしょう。
2.具体的な治療
不妊症に対する代表的な東洋医学を用いた治療は「鍼灸」ではないでしょうか。
鍼灸治療により「妊娠した」という報告は様々なところから耳にします。これは鍼灸をしたから妊娠をしたというよりは、鍼灸により「冷えの改善」「ストレス軽減」「血行促進」「子宮環境の改善」など、心身の総合的なバランスが良くなり『妊娠』という結果に結びつくということでしょう
3.本当に効果があるのか
実際のところ鍼灸が妊娠につながるというエビデンスは確率されていないのが現状のようです。そして効果が実感できるまでに時間を要します。要は、治療される方が何を信じるかではないでしょうか。鍼灸が心地よく、自分がリラックスできる方法であれば試してみる価値はあると思います。一番大切なのは、自分にあった治療方法を見つけることかもしれません。