妊娠7ヶ月ともなれば、もうお腹は立派に妊婦さん。ぽっこり出たお腹が何かの拍子でいろんなところにぶつかってヒヤッとすることもしばしば。階段などの足元が不安定な場所では十分に注意しましょう。
7ヶ月にもなるとベビーの成長も目覚ましく、少しお腹の中が窮屈になってきているように見受けられます。それに伴って、さかご診断が増えてくる頃です。神経質にならなくとも、さかご自体珍しいことではないですし、さかごの9割は妊娠9ヶ月までにもどると言われています。何もしなくても戻る場合も多いですし、さかごを直す姿勢・体操や、お灸やマッサージなどもあるので、もしさかごと診断されて心配な場合は試してみるのもいいかもしれません。
また、ベビーもある程度大きくなり、ママの体も出産に向けての準備に入ってきます。ここで気を付けておきたいのが、早産です。子宮頸管無力症の気があるなど、もともと子宮口が柔らかい体質のママは特に気を付けて生活を送りましょう。といっても自覚症状があるものではないので、やはりここでもこまめに健診に行っておくことが大切です。わたしの友人には、妊娠7ヶ月のときに長時間車に乗っているときのその振動で早産になって入院したママもいました。いつもと同じ行動でも何がきっかけになるかはわからないものです。
臨月に入ると、ママの心も体も出産のことで頭がいっぱいになりがちです。まだ冷静にいろいろなことを考える余裕のあるうちに、ベビーの名前候補や、ベビーが生まれてからの生活のリズムについても考えておきたいですね。例えば、ベビーカーひとつとっても、生活の移動の多くが車のママと徒歩のママでは必要なタイプが違ってきますし、電車やバスをよく使うかそうでないかでも違ってきます。パパママの保険の内容の見直しや、生まれてくるベビーの学資保険についてなど、現実的なお金の話も、まだママにも余裕のあるうちにしておくことをおすすめします。生まれてからでいいかなと思っていても、思うように動けないことも多いですからね。
心も体も整えて、臨月を迎えたいですね。