ベビーが噛み噛みを覚えるにあたって、とっても大切な乳歯。いつごろから生えるのか。生えてきたら、ママや周りの大人たちが注意することにはどんなことがあるのか。今回はそんなお話しです。
いつごろから生える?
乳歯が生え始めるのは、生後3~9月頃からだと言われています。また、生後9~2歳半くらいまでに、20本すべての乳歯が生えそろうと言われています。個人差が大きいようですね。
まずは下の前歯2本から生えてきます。次いで上の前歯2本。続いて下上の順で前歯の脇が1本ずつ生え、犬歯をを空けて手前の奥歯、犬歯、奥の奥歯という順番です。なんとなく真ん中から順位生えてきそうですが、犬歯が一旦開くので、ママによっては「うちの子すきっ歯過ぎない?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。生え始めや、新しい歯が生え始める頃はむずむずする子もいるようです。やたらと家具に噛みつく、服に噛みつくような様子が見られるときは、歯固め用のおもちゃを用意してあげましょう。
ママが気を付けることは?
永久歯に生えかわるとは言え、大切にしていきたい乳歯。むし歯にはなるだけなってほしくないですね。口内を建康に保つためにも、乳歯が生えて母乳以外のものを口にする機会が増えてきたら、歯みがきも初めてみましょう。本格的にできるようになるのは生えそろってからでもいいという意見もあります。
お世話になっている歯医者さんに訊いてみたところ、生え始めや離乳食がちゃんと始まってきたら、まずは異物を口の中に入れる練習ということで、実際に磨けていなくてもいいので子ども用歯ブラシをくわえさせたり持たせてみたりしては?とのことでした。前段階として清潔なガーゼなどで歯を拭いてあげるのもいいよとのことです。
また、これは経験談ですが、きっと乳歯が生え始める頃は、うつ伏せを覚える頃といっしょくらいで、乳歯がある程度生えそろう頃には、たっちやあんよを覚えているくらいだと思います。こうなってくると気を付けたいのが、転んだときに口の中や唇を切るけがです。うつ伏せやはいはいでも、べちゃっと顔から突っ伏してしまうと、唇を切ることはよくあります。娘が初めて口を切ったときは、結構派手に血も出て(口の周りは皮膚も薄いし、唾と混ざってたくさん出たように見えるんですよね)、柄にもなく焦ってしまいました。単純に、転んで歯が折れたなんて事故もなくはないです。しっかり見守っていきましょう。