お風呂・スキンケア ~適切ケアでベビーのお肌を守りたい~
夏の暑い日、冬の寒い日、まだまだ自分で体温調節のできないベビーにとってさっぱりしたり体を温めたりするために必要なお風呂。そして、その後の適切なスキンケア。今回はそんなお話しです。
お風呂
産院でのお風呂・沐浴の練習では、それ専用のシンクを使ったかもしれませんが、一般的な家庭ではあまり見かけませんね。新生児期、しばらくの間はベビーバスを使うご家庭が多いようです。ベビーバスのやめ時、つまり、パパママと同じ湯船に浸かりり始める時期の目安は、ベビーの成長にもよりますが、1ヶ月健診で異常なしと診断された頃から、というのが多いようです。
お湯の温度は夏場なら38度前後、冬場なら40度前後というのが目安です。大人からするとちょっとぬるいかな、くらいですね。ベビーの肌はとっても敏感で、やわらかです。代謝もとても良いので、ごしごしこする必要はありません。ベビー用のお風呂石鹸でママの手やガーゼを使って、優しく洗ってあげましょう。髪の毛も体も同じ石鹸で洗って大丈夫です。ベビー用石鹸は刺激が少ないように作られていますが、目や耳に入らないよう気を付けてあげてくださいね。
お風呂からあがったら、優しくタオルドライ。大人2人以上でお風呂にいれる場合は、いれる係とタオルで迎えにいく係とに分けられますが、1人でいれなければならないときは、脱衣所のあたりにタオル等の、あがった直後に必要なものは用意しておきましょうね。結構忙しいです。わが家では1人でお風呂にいれる場合は、お風呂から上がるとタオルに包んだベビーを一反脱衣所のバウンサーに寝かせて、その間に大人はタオルドライとお着替え。ベビーはリビングでタオルドライ・スキンケア・お着替え、としています。腰がすわるようなってくると、バスチェアなども使えるようになりますね。そうすると1人でいれる場合でも少し楽になるかも。
スキンケア
ベビーのスキンケア。簡単なものから始めるとすると、お風呂上りにクリームやローション、ベビーオイルを塗るなどが挙げられるでしょうか。といっても、上でも述べたとおりベビーは代謝が良いのでべたべたにする必要はないと、個人的には思っています。うちの娘は真冬に生まれたのですが、乾燥に負けて生後3日頃から足首や指のしわのあたりがひび割れてきたので、産院で購入したミルクローションを日に何度か塗っていました。そのうちひび割れも治りましたが、今でもお風呂上りには同じようなベビーローションを薄く、全体的に塗っています。
スキンケアからは少しそれますが、ベビーは皮脂の分泌もさかんで、それ故に湿疹も出やすいです。健診で尋ねてみたところ、ベビーの場合は肌トラブルも、まずはかかりつけの小児科に相談したので良いようです。特別に皮膚科にかからなくても、小児科でも皮膚用のお薬を出してもらえますよ。
近年の研究では、新生児期からの保湿ケアによって、アトピーの発症リスクが3割ほど軽減するという結果が出ているようです。ベビーのしっとりもちもち肌を保つためにも、気を付けておいてあげたいですね。