生後4~5ヶ月 ~好奇心がぐんぐん育つ!~
生後4~5ヶ月頃のベビーは、体重は産まれた時の2倍以上、身長も10~15センチほど大きくなります。徐々に表情が豊かになり、声を出して笑う姿を見せてくれるようにもなってきます。ママやパパを見ておしゃべりの真似をしたり、一人遊びをしてそのまま寝付いたり、ベビーの中に“子どもらしさ”が見えてくるようになります。
寝返りの練習
早いベビーだと、もう一人で寝返りができるようになってきます。最初はあんよの体操もかねてママがお手伝いしてあげるのもいいのでは。うつ伏せになったときにこんもり盛り上がった小さなお尻はめちゃくちゃかわいいです。
寝返りの練習をするときは、平らなところで。敷物にたゆみがあったりすると口やのどにつまらせてしまうかもしれないので、下に敷くシーツやタオルはピンと張っておいてくださいね。ママが横について、ベビーをしっかり見守りながらまずは横向きに、続いて腹ばいの姿勢に転がして、ゆっくり寝返りを覚えましょう。好きなおもちゃなどでつってあげると、自分で腹ばいに転がろうとするベビーもいます。腹ばいになったときにはベビーの手を前に出してあげると体が安定しやすく、しんどくないようです。頭を上げようとすることで背筋などの発達につながり、視界も今までとは違ってきて、ここでもベビーの世界は広がります。
離乳食スタート
一般に、5ヶ月を過ぎると離乳食を始めるベビーが多いようです。まずは1日1さじの10倍粥やおもゆから。栄養面ではまだまだミルクや母乳で足りているので、離乳食で栄養をとらせなければ!と焦る必要はありません。初めての離乳食を試す日程は、もし何かあっても小児科に駆け込めるよう、平日の午前中をおすすめします。
また、4ヶ月健診の際に地域の保健師さんから離乳食の指導もあるかと思います。ママのため、ベビーのためにも講習や子育てサロンなどをうまく利用して情報を仕入れましょう。
遊びたい!!
生後2ヶ月頃から動くものや自分の指で遊ぶ姿は見られ始めますが、この時期になると尚更に好奇心が増してきます。うちの子はまだ寝返りしないし、ハイハイなんてずっと先だし…と油断していると、危険なものを口に入れたり、それこそ埃だらけの床をなぞった指をくわえたりしてしまうので、特にベビーが普段居る部屋はこまめにきれいにしておきましょうね。
わが子は寝返りもハイハイもできない時期に、背中で這って(背中で青虫のように進む)よく布団からはみ出していました。たたみに直で敷いた布団に寝させていたのでケガをしたことはありませんでしたが、この時期にまだ動けないからといって安易にソファや柵のないベッドに寝かせっぱなしにするのは危険なこともあるので、注意してくださいね。
なん語どころか声もしっかりしてきて、泣き方も板についてくる4~5ヶ月。新生児のころよりも目が離せなくなるベビーも多いと思いますが、やっぱり日々の成長は目覚ましいです。天気が良ければお散歩に連れ出して、花を見たり、鳥を目で追いかけたり、初めて体験する季節の写真をたくさん残しておいてあげましょう。