出産後の生活 ~しっかりベビーに寄り添って~
出産後、ママはじめ家族の生活はガラリと変わります。何をするにもまずベビー。ごはんもお風呂もトイレに行くタイミングも、ベビー中心。でもこれがずっと続くわけではないし、考えようによってはここまでベビーに構うことができるのは今の期間だけ。存分に振り回されましょう。
Q 眠れないってきくけど?
ママとベビーの様子にもよるでしょうが、朝起きて昼活動して夜眠る、という、今まで続けてきた生活リズムを保つことは難しくなると思います。新生児のおっぱいとオムツは頻回です。どちらも2~3時間おきに行わなければなりません。かたく構えることなく、たとえ真昼でもできるだけベビーが寝ている間にママも休むようにしましょう。
我が家の場合、車を所有していないので、退院してから買い物などにまともに行けないと思ったので、入院中に予めネットで使えそうな冷凍食品を注文していました。もちろんパパにお願いして買ってきてもらうこともありますが、育児で大変な中、自分の采配で家事をしているという実感をつかむことも、ママもストレスを減らすことになっていたのかも。
Q 抱き癖がつくってきくけど?
ベビーが泣くと、抱っこ、おっぱい、オムツ、というのが常套句ですが、よく少し上の世代の方々から「あんまり抱っこすると抱き癖がつくよ」と言われました。抱っこしてもらわないと泣き止まない、などのことを指すそうですが、一説によると、その昔、電家製品がそこまで普及しておらず家事に取られる手間と時間が今とは比べられないほど膨大だった時代から言われていることだそうなので、家電の力を借りることができる現代では、多少ベビーの抱っこに時間を取られても問題なさそうな気もします。
少し大きなお子さんをお持ちの先輩ママからは「抱っこさせてくれるのはベビー期だけなので存分に抱っこしておく方がいいよ」という話も聞くので、やっぱり泣いたらまず抱っこ、でいいかなとわたしは思っています。また、徐々に大きくなっていって、周りの人の顔が識別できるようになると、明らかにママを探してくれたりもします。ママの抱っこでしか機嫌が治らない、なんてことになると、ママは大変かもしれませんが、ちょっとした優越感には浸れるかも。
Q 内祝いはいつ頃?
最後に現実的なテーマをひとつ。入院中から、いろいろな方からお祝いを頂く機会があると思います。内祝いの相場は頂いたものの1/2~1/3程度のもの、タイミングとしてはおおよそ100日のお宮参りの頃までとされているようでうすが、里帰り出産などでタイミングよく手配できないこともあるかもしれません。最近は産院でカタログなどがもらえたりもしますし、ベビーの名づけが決まっていれば命名札などの準備できるものもあると思うので焦ることのないよう、心積もりしておきましょう。
初めてベビーが笑ったときのこと、初めて意思の疎通ができたときのこと、やっぱり鮮明に覚えています。寝られなくて辛い日もあるにはありますが、そんなものは一生分の夜のたったの数日です。3ヶ月が来る頃には、なん語を話したり、意思をもって笑ったり、ベビーに癒してもらう瞬間がいくつあることやら。楽しみですね。