ベビーを毎日観察していると、昨日できなかったことが今日はできるようになっている感動を覚えることも多いですね。わが子の成長を感じて、とっても幸せな気分に浸れる瞬間です。しかし、それは言い換えると、昨日はまでは大丈夫だったことが今日は大丈夫じゃなくなるかもしれない…昨日は届かなかったものに、今日は手が届かなかったかもしれない、ということです。
動き回るようになったベビーに、誤飲はつきものと言ってもいいかもしれません。興味を持ったものはとりあえず口に入れてみるのがベビーです。ときには命も危険も伴う誤飲を予防するには、どのような方法があるでしょうか。
まずは、ベビーの手の届くところに誤飲しそうなものを置かない。ベビーのいるご家庭では、自然と置かれているものが上に上がってくるという現象が見られますね。もの自体は高いところにあっても、たとえば、テーブルクロスの裾に手が届き、テーブルの上の物を誤飲してしまう、なんてことも考えられます。また、バリケードを築いていても、成長とともに重くなり、力も強くなるベビーには打ち破られる可能性もあります。こうしたから大丈夫、と油断はしたくないところです。
かじることが大好きなベビーにとって、リモコンなどは大好物の一つです。さすがにリモコンは飲み込まないだろう…ではなく、電池のフタはきちんとしまっているかのチェックも、定期的に行っておきたいですね。同じように、コンセントカバーやぬいぐるみのボタンなど、外れることによって誤飲のもととなる可能性があるのもは、チェックしておきましょう。
ベビーが生活するのは、自宅だけとは限りません。おじいちゃん、おばあちゃん家や、ママ友のお家などにお邪魔することもあると思います。自宅とはまた勝手が違い、ベビーが興味を持つものもたくさんありますね。よそにお邪魔しているときは、大人たちがいつも以上に注意しておかなければならないことも、忘れないでください。
わが家ではまだ大きな誤飲事故は起きていません。絵本の端を食べて、うんちとなって出てきたくらいのものです。大人の目線ではなかなか気づけない家の中の危険は多いです。たまにはベビーと同じ目線になって、いっしょにはいはいして家の中を探検してみてください。恐ろしくホコリが溜まっている場所や、思わず引っ張りたくなるようなコードなど、ベビーはよく知っていますよ。