お腹にベビーが居る、という感覚にも慣れ始めた4ヶ月頃。ママの体とベビーはどんなようすなのでしょうか。
数字の上では流産の発生確率が最も多いとされる、妊娠初期を終える頃です。定期健診も始まり、産院によってはエコーでベビーの様子を見せてくれるところも珍しくないですね。妊娠4ヶ月ということは、あと半年ほどでベビーと会えるということです。お勤めをされているママはいつまで働くのか、休みをとるのか辞めるのか、パパにはどのくらいお手伝いしてもらえそうか、などを話し合っておかなければならない時期ですね。また、検診を受けている病院で産むのか、里帰りで産むのか、その場合、地元にも信頼できる産科・産院はあるか、そこは分娩が可能か、なども調べておく必要があります。里帰り出産を、パパのご実家は快諾してくれているか、とかね。あまり悠長に構えていると予期せぬできごと、例えば入院することになった場合、体も心も落ち着けませんからね。余裕のあるうちに決められることは決めておきましょう。
妊娠4ヶ月頃のママの体の変化としては、ベビーのいる子宮のふくらみがわかり始めます。外から見てはっきりとわかる人もいれば、下腹部を触ってみるとさかるという人もいます。子宮が膨らむに伴って、ママはトイレが近くなってくるかも。これは出産が近づけばさらにはっきりわかってくる感覚ですが、膀胱が圧迫されて頻尿になるママは多いです。夜中にトイレで目が覚めることも増えてきます。また、つわりが治まってくるママも居れば、今度は貧血に悩まされるママも居ます。安定期が目の前だと言っても、これまでの自分の体ではあり得なかった変化が出てくることもあります。
ベビーの方は子宮の大きさに占める体の大きさにまだまだ余裕がありそうなので、元気な子だとママのお腹の中でスイスイ泳ぎ回るような姿を、エコーで見ることができるかもしれません。
お腹の中にもう一人居る!という感覚から食べることにも一生懸命になってしまう時期かもしれませんが、普通に、3食バランスよく食事がとれていれば大目に食べる必要はありません。体重増加は後々、塩分制限や妊娠糖尿病などにもつながりかねません。注意しましょうね。