妊娠3ヶ月頃というと、しばらく生理がこないことや、なんだかいつもと違う体のようすから、多くのママが妊娠に気づく時期ではないでしょうか。2ヶ月の頃にはエコーに移らなかったかもしれないベビーが、この頃になるとはっきり映り始めます。
妊娠したかな?と思うことがあれば、検査薬もいいですが、きちんと産院で確かめてみましょう。初めての場合は、特に。自治体にもよりますが、概ね3ヶ月くらいから母子手帳をもらうことができます。産院で妊娠が確認できたら、どこそこへ取りに行ってくださいという指示がある場合もあります。母子手帳を手にすると、ママになるのだという自覚も深まります。また、母子手帳を手にすると同じころから妊婦健診が始まります。ベビーと安全に出会うために必要な健診です。信頼できる産院できちんと受けましょう。
ママの体に大きな変化は見られませんが、人によってはつわりがひどくなる時期でもあります。例えば吐きづわり。つわりの中では最もポピュラーなものではないでしょうか。物を飲み込むことができなくなったり、口に入れただけで吐き出したくなったり、人によっていろいろです。食べることはできるけどその後の胸やけがすごかったり。逆に、常に何か口に入れておかないと気持ち悪くなる食べづわりもあります。普段食べないようなものまで食べたくなったり、量に見境がなくなったりするので、体重増加に注意です。よく「妊婦は2人分だから」というセリフも聞きますが、この頃のベビーはまだお米粒ほどですからね。ベビーにとって豊かな栄養状態を整えることも大切ですが、自分のえり好みにならないよう注意したいですね。ほかにも、とにかく眠くなる眠りづわり、唾液の分泌量が極端に多くなるよだれづわりなどがあります。○○づわりと名前がつかなくても、妊娠前となんだか違うと思ったら、それはつわりだと考えていいと思います。確実にベビーがいるという合図です。
つわりだったり、何気ない生活の中の制限だったり、苦しいときもありますが、産みの喜びの一つです。頑張りましょう。