妊娠前と後では、体のいたるところに変化が見られます。そのひとつが妊娠線。ベビーを授かった証とも言えるこの妊娠線とうまくお付き合いしていくには、どのような方法があるのでしょうか。
妊娠線の原因は、妊娠中の急激なお腹の成長に、お腹の皮がついていけないというもの。厳密言うと、表皮は伸びるものの、その下の皮膚組織が伸びにくいことで表面に溝ができてしまうのですね。痛みはありませんが、かゆみを伴うことがありますし、なによりママたちが1番気にしてしまうのは、消えない、ということではないでしょうか。
では、いつごろから、どのようなケアすればいいのか。妊娠線ができやすい時期にはもちろん個人差があります。妊娠初期からできるママもいれば、特になにもしなくてもできなかったママも居ます。一般的には、ぼちぼちお腹が大きくなり始める5~7ヶ月頃からのケアが多いのではないでしょうか。ケアの方法は、クリームやローションを塗るというのが多いようです。妊娠線予防専用のクリームもありますし、女優さんやモデルさんが紹介していたりもしますよね。自分に合ったものを探してみるのもいいですね。
妊娠線といえばお腹にできる、と思いがちですが、おっぱいや太ももなど、妊娠後にふくよかになりがちな部位にはできる可能性があります。お風呂で鏡を見て、ケアすべきところをチェックチェック。
妊娠線をつくりたくないからといって、無理に体重増加を制限しようとするのはやめましょう。やはりベビーを守り、産み、その後育てていくにはある程度のエネルギーが必要です。もし妊娠線ができてしまっても、目立たなくなることも多いし、どうしても気になる場合は美容整形で施術して消せることもあります。
ちなみにわたしは妊娠線についてはあまり気にしていませんでしたが、8ヶ月頃から、ちょうど乾燥する時期だったこともあり、お腹に保湿クリームを塗っていました。臨月に入っても妊娠線が出来てなかったので、ここまできたら最後まで!と燃えましたが最後の一週間でおへその下あたりに何本か筋が入りました。出産後に確認すると、ふともものあたりにも幾筋。もちろん生活に支障はないですし、このままにしておくつもりです。