不妊治療に臨むパパママは、心からベビーを望んでいるパパマママ。内からも外からも、かかるプレッシャーは小さくありません。
なかなか思うように治療が進まない、ベビーを授からない自分たちを責めてしまう…このように、不妊に関するストレスはすべて“不妊ストレス”と言われます。
少しでもストレスを無くするために
人がストレスを感じると、脳のあちらこちらが反応して、ストレスから身を守ろうとします。女性の場合、この脳のはたらきが女性ホルモン分泌に影響し、排卵を抑制する場合があるのです。不妊ストレスに限らず、ベビーを授かるにあたってストレスはない方が良いに越したことはありません。では、一般にストレス解消にはどのような方法があるでしょうか。
例えば、マッサージやエステでリラックスする。ありきたりかもしれませんが、リラックスできて体の不調も整えられて、一石二鳥かもしれません。サロンなどに通わなくても、自分で興味をもって勉強しておくと、後々妊娠してからのケアにも役立ちますしね。
一般論ではなく、専門家の意見を聞きたいときは、数は少ないですが不妊治療のカウンセリングを行っているクリニックなどもあるようです。
少し前に、マタニティマークを着けて町に出ると危険な目に遭うかもしれない…なんてことがささやかれた時期がありましたね。妊娠をうらやむ人から嫌がらせを受けるというような内容でしたが、ちょうどわたしも妊娠している時期で、何考えとんねんと思う反面、考え方がねじ曲がってしまうくらい本気でベビーを望んでいるんだ、切ないなと思いました。
不妊って病気じゃないよと言われつつ、その状態から脱するためには“治療”が必要だと言われてしまう現実。周囲の気遣いも当然のことだけど、じゃあどなたが不妊治療を行っていて、どのようなケアをすべきなのかの見極めは、かなり親しい仲でないと難しいですよね。知ったかをすると、またこれも誰かを傷つけてしまいかねないことになるけれど、自分たちには関係ない、ではなく、ベビーを授かりたいと思った時から考え方を広げる意味でも、勉強をしてみるのはアリかもしれませんね。