新生児ママの不安 ~心配しすぎ? でも心配!~
生後0~1ヶ月の新生児はとにかく小さくってよく泣いて、何を訴えてるのかがママにはわからなくて不安になることもたくさん。でもね、そういう不安は多くのママも経験していることです。
よくビクってなってるけど?
ベビーには原始反射という生まれつき備わっている力があります。何かをぎゅっと握ったり、ママのおっぱいを吸ったりするのもこの原始反射のひとつです。成長するにともなってこの反射はなくなります。反射ではなく、自分の意思で体を動かせるようになりますからね。
この原始反射の中でも、ママが悩まされるのがモロー反射。寝付いたと思ったら小さな音や何かの刺激でビクついて、目を覚まして起きて、泣く。なんでやねん!となっていまいそうですが、そういうものです。生後3ヶ月頃から減っていき、徐々に見られなくなるので、見られるうちに体に翻弄されるベビーのかわいい姿を楽しみましょう。
モロー反射が激しいと、心配になってたどりつくワードが“てんかん”“点頭てんかん”ではないでしょうか。わたしもそうでした。てんかんの場合は、発作が見られ始めるのは、生まれてすぐではなく、生後2~3ヶ月頃からだと言われています。てんかんの場合は反射ではなく、きっかけなしで発作が始まることが多いようなので、心配であれば1ヶ月健診や、小児科で相談してみましょう。
肌が荒れてる?
新生児ベビーには肌荒れもつきもの。特に生まれてすぐはポロポロとカスのようなものが出てきたり、手首足首などのしわのよりやすい場所が赤くなってあかぎれのようになっていたり。これは、外の環境にベビーの肌が対応しようとしているのだそう。ベビーは代謝もよくて、脂の分泌も盛んですからね。普通に沐浴していればそのうちおさまることがほとんどだそうです。
わが子は入院中にあかぎれのようになっていたので、助産師さんに相談し、お風呂の後にミルクローションを塗っていました。冬場だったこともあり、退院後も続けています。
ベビーの肌トラブルで心配になると、たどり着くのが“乳児湿疹”ですね。ポロポロ、カサカサ、じゅくじゅく、全部まとめて乳児湿疹です。沐浴の際ベビー用せっけんなどで優しく洗ってあげましょう。ただし、こすり過ぎることのないように。タオルで拭くときも、抑えるようにして優しく優しく。ローションなどを塗るときも、べたべたに塗りすぎると蒸れるので薄付けでいいと思います。あとは、ツメを小まめに切ってあげるのもポイントですね。あまりにひどい、収まらない場合は、小児科に相談しましょう。
わが子が生後2ヶ月頃、それまで特にひどい湿疹などもなく沐浴からお風呂への移行も問題なくできてると思っていた頃、洗えてたと思っていた脇にたくさんのカスがたまって、ただれているのを発見して、びっくりしたことがあります。まだねんね期のベビーはぷにぷにで、お肉のしわの間を洗うことを心がけていたつもりだったのに、脇を十分洗ったり乾かしたりできていなくて、蒸れてただれて真っ赤になっていました。幸いだったのはベビーが痛がっていなかったこと。柔らかいタオルで拭って、よく乾かしていたら3日ほどでおさまりました。慣れてきたと思ったころにもう1度気を引き締めなければ。
不安だなと思ったことは、たいていの先輩ママも不安に思っています。特に初めてのベビーだと、心配し過ぎになることもありますよね。不安なときは、とにかく相談!助けてくれるところはたくさんあります。