ママの育児休業のメリット・デメリット

今回はママの育休についてのお話。一般に、労基法で定められているところの産休は産前の週間~産後8週間、育休はベビーが満1歳になるまでの期間、とることが認められているようです。ベビーが双子であったり、会社の制度や、パパが育休をとるとらないで多少の幅はあるようですね。現在、日本において共働き夫婦は約半数。うち働く女性が産休・育休をとる確率はおよそ9割、残りの1割は退職だと考えられますが、もはや一般的なことですね。ではそれにはどのようなメリット、デメリットが伴うのでしょうか。

メリット

・収入が(減るものの)保障される

・復職が保障される

休業中の収入や復職が保障されるというのは、やはり大きいようです。育児がひと段落してからの不安要素がすでにひとつないことになりますからね。それまで働きづくめだったママがゆっくりベビーと向きあう時間を持てるというのも大きいですよね。いったん仕事と離れて、ベビーと産後の身体の回復を優先した生活を送る。職種によっては、ママになった経験が大いにいかされる場面もやってくると思います。

デメリット

・復職への不安

・自分のタイミングで復職できないことがある。

復職は保障されているものの、自分が居なくても仕事が回っていることへの焦り、不安など、ママの精神面がでしんどくなってしまう可能性が考えられます。また、期間が限られているため、自分の好きなタイミングでの復職ができないこともあります。復職する際には、ばぁばしろ保育園にしろ、確実に安心して子どもを預けられるところを探しておかなければなりません。また、気持ちよく復職するため職場と家庭の双方の理解を得ておくことも必要です。

実はわたしは産休・育休はとらず、妊娠7ヶ月頃で退職しました。割合でいう1割の部分にあたります。退職を選択した理由はさまざまありますが、一番大きい理由は、復職する期限をもうけたくなかったからです。仕事が好きなので早く復帰したくなるかもしれないし、でもベビーと離れたくなくなるかもしれないし、2人目を授かるかもしれないし、ばぁばに預かってもらってフルタイムではなくパートで働きたいと思うかもしれないし、ということが重なっての選択でした。結果的には産後6ヶ月で職種は変わらず形態はパートで働きに出ています。もちろん収入は以前より減りましたが、子どもとの時間、主人との時間、ばぁばと孫の時間、育児の息抜き、など、今のところうまく回っています。

育休・産休は会社によってもとりやすい・とりにくいがあると思います。残念ながら。

また、職場環境のみでなく家計やママの体調、家庭環境などにも左右されますね。ベビーを授かろうと思ったなら、早めにご家庭での話し合いをもうけてくださいね。

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柴子育児中の専業主婦

投稿者プロフィール

現在31歳、育児中の専業主婦です。2014年12月に第一子・女児を出産いたしました。記憶が新しいうちに、妊娠・出産についてなど、現在妊娠中の方 への情報発信で役に立てることができればと思い、執筆活動をしております。よろしくお願いします。

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